新築住宅の家具転倒防止方法(恒久対策・大地震対応)

How To

こんにちは、ゆうかずです。

新築での家具転倒防止、皆さんはしていますか?
その家で終生過ごすことを想定するなら、数十年耐えられる恒久的な耐震対策が必要です。

私は一条工務店の新築で家を建てましたが、引き渡し当日から家具を運び込み、ネジをピカピカの壁に打ち込んで転倒防止をしていました。
今回は転倒防止について話したいと思います

結構危険なつっぱりポールでの固定

市販のつっぱりポールを例にすると。
安くて手軽に取り付けられますが、固定に問題があります。

つっぱりポールは、鉄筋コンクリート等、頑丈な天井でないと全く役に立ちません。
日本家屋の天井は、軽く作ってあるので、手で持ち上げるだけで動きます。そこに突っ張り棒を取り付けても、ぐらぐらしてしまい、棚が倒れる始める震度5強程度なら大丈夫ですが、震度6以上になってゆくと、簡単に外れてしまいます。

どの震度で物が倒れるか確認したい方はコチラ

賃貸でどうしても必要な際は、天井にぎゅうぎゅうに突っ張らせ、手で思いっきり棚を押しても、びくともしない程度まできつく固定する必要があります。

写真は一条工務店の天井です。細い木で天井を吊っており、

そこに9mmの石膏ボードが2枚重ねて貼られています。この天井に突っ張りポールをぎゅうぎゅうに突っ張らせても、、経年劣化で場所により天井がたわんでしまうか、隙間ができてしまいます。

結論:ネジで壁に固定しましょう

これが一番いいです。

メリットを箇条書きにすると

  • ネジと金具の価格が安い
  • 目立たない
  • ネジ穴は簡単に補修できる
  • 引き抜き強度が強い

ついついつっぱりポールや耐震ゲルクッションに目が行きがちですが、ネジの方がメリットだらけです。ネジ穴の補修も、コツさえつかめば賃貸でも可能で、ほとんど目立たなくなります。)

ネジの引き抜き強度

ちょっと難しいですが、ネジの引き抜き強度について説明します。インターネット上にあまり情報が無く、探すのに苦労しましたが、

一般的な木ネジ(コースレッド)の引っ張り保持力は、ざっくり1.73~4.49KN位です。

分かりやすく言うと、木造住宅の天井にねじ込んだネジ1本は、173~449キログラムの力で引っ張れば抜け落ちるということです。

これは、実はとてもすごいことで、本がぎっしり詰まった棚の固定でも、ネジ2本あれば余裕で固定できるということです。

引き抜き強度について

もっと知りたい方は、以下のページを参考にしてください

ゆうかず家の食器棚

写真は、ゆうかず家の食器棚です。綾野製作所ブランドの展示品(ほぼ新品)を、定価の1/3で手に入れました。

食器棚のお得な入手方法については、以下ページで紹介しています。

食器棚は総重量150㎏あり、9ユニットに分割されていました。

ユニットはネジで合体し、棚自体がばらばらになることはありません。今回は4か所で壁の下地に固定します。

どこにネジを打てばいいの?(壁の下地の探し方)

壁ならどこにネジを打てばよいかというとそうではなく、「下地」という、石膏ボードを取り付ける細い柱にネジを打ちます。石膏ボードにネジを打っても、すぐすっぽ抜けるので注意です。

今回は、写真の赤枠の場所に食器棚を配置するので、その背面の下地部分を探し当ててネジを打つことにしました。

下地の探し方は以下ページに解説していますのでどうぞ。

壁への固定金具

食器棚は、食器を入れたら約200㎏あります。これは計算上、ネジ2本で固定できそうですが、素人計算ですし、安全マージンを8倍とって取り付けました

写真の金具を食器棚の4か所に取り付けました

取り付けた箇所は、大体このあたりです。しっかりネジを下地に打ち込みましたので、もう家がひっくり返っても取れません(笑)

市販の転倒防止金具はどんなのがいいの?

じゃあ買うなら一体何が良いかといいますと、ずばり「ネジでしっかり固定するもの」になります。両面テープや、接着剤でつけるものがありますが、数十年単位で考えると、そこまで接着耐久性が持つとは考えられません。

市販製品はお手軽設置をウリにした製品が多く、長期使用を考えられておらず、耐震性能が怪しいのが多いので注意してください。

以下の製品がおススメです。(別にこれを買えってわけではないので、参考程度で!)

取付工具とネジ

長いネジを打ち込むには、インパクトドライバが必要です。これからDIYするぞ!って方は1台は持っていた方が良いと思います。DIYですし、マキタ等は高すぎるので、安いメーカーでもヤフオク中古品でも大丈夫です。

コーススレッドは「棚の厚さ」「棚と壁の隙間」「石膏ボードの長さ」「下地に食い込ませる長さ」を考慮して購入してください

まとめ

いかがでしょうか?

日本に住んでいると、どこにいても、数十年に1度は大地震を経験します。

あらかじめ、ネジで壁に固定してしまえば末永く機能するので、新築を建てられた方は、壁に固定する方法をおすすめします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました